館山 昌平

Shohei Tateyama

1981年3月17日生まれ
神奈川県厚木市出身

【経歴】
日本大学藤沢高校〜日本大学〜
ヤクルトスワローズ・東京ヤクルトスワローズ(2003年~2019年)※2002年ドラフト3巡目
通算成績:279試合85勝68敗10セーブ防御率3.32
タイトル:最多勝利1回
その他:月間MVP(3回)、カムバック賞(1回)、
ベスト・ファーザーイエローリボン賞in プロ野球部門(1回)

メディア出演情報

・フジテレビONEスワローズLive
・BSフジ「野球中継」解説
・仙台放送「スポルたん!NEO」ゲスト
・東海テレビ「野球中継」ゲスト解説
・ABEMA「MLB」解説
・SPOTV NOW MLB解説
・フジテレビ「ジャンクSPORTS」ゲスト
・NHK「球辞苑」ゲスト

著書

・自分を諦めない 191 針の勲章
(2022年6月24日)/ワニブックス

10度の手術、”計191針”から何度も復活した不屈の鉄腕

日本大学藤沢高校ではエースとして活躍し、1998年春の選抜高校野球大会ではチームをベスト4進出へと導いた。同級生で同じ神奈川県の横浜高校・松坂大輔とは1997年秋の県大会決勝戦、同年関東大会決勝戦、1998年春の関東大会決勝戦と計3度対戦している。
日本大学進学後は、同級生の村田修一(元横浜、巨人)らとともに活躍し、3年時の2001年にエースとして17季ぶりのリーグ優勝に貢献。その年の11月に台湾で開催された第34回IBAFワールドカップに日本代表(プロ・アマ合同)として出場している。
2002年のドラフトでヤクルトスワローズから3巡目指名を受け入団。1年目の7月にプロ初登板を果たし、以降先発ローテーションに定着。2年目は怪我の影響で登板機会はなかったが2005年に一軍復帰を果たし、待望の初勝利をマークした。プロ6年目の2008年からは5年連続で2桁勝利を挙げる活躍で、2008年に最優秀防御率投手賞(防御率2.29)、2009年には最多勝利投手賞(16勝)にも輝いた。その一方で、3度にも及ぶトミー・ジョン手術など、計10度(うち1回は引退後)の手術を敢行。
度重なる怪我や手術に苦しみながらも、復帰後には、150km/hの圧巻の投球や6勝を挙げる活躍で2015年にカムバック賞に輝いた。
2019年に惜しまれつつも現役を引退し、翌2020年から東北楽天ゴールデンイーグルスの二軍投手コーチに就任。データの活用や自らの経験を踏まえ、若い投手陣を中心に指導を行った。2022年からはルートインBCリーグの福島レッドホープスの投手チーフコーチ兼企画運営に就任。2024年にマルハン北日本カンパニー硬式野球部 監督に就任。福島を拠点に野球を通じた地域創生にも力を入れている。